私はギャンブルをやる前は、ギャンブルなんてとんでもないという考えで生きていました。
結婚を機にスロットをしていた主人と共に時間つぶしで始めたのがきっかけです。
私の場合スロットから入りました。スロットは小役の確率や、演出の確率から設定を読み解き、勝てる台を探していかなければなりません。
それまで単にお金を使って遊ぶものとしか思っていなかった私にとっては衝撃的でした。頭を使わないと遊べないのです。
今まではパチンコやスロットをしていた人を軽蔑していましたが、今は全くそのように考えなくなりました。
それと不幸な出来事を自分のせいにしすぎなくなりました。
スロットをやっていると負けが続くときもあれば、勝ちが続くときもあります。自分がその日験を担いだからといって勝つわけではありません。あくまでも確率なのです。
それは私生活の出来事に対しても考えるようになりました。不幸な時が続くことはないと思うようになりました。
幸せな時もあれば、不幸な時もある。ずっと同じ状態が続くことはありえないのです。
悲観しすぎることはないと思うのです。スロットで負けている時、次も負けるのかと落ち込んでしまいます。
でも打たないと勝つ場面には出会えないのです。前に進まなければ、変化もありません。それは私生活でも同じです。
そのことを教えてくれたのはギャンブルでした。
私はそもそも損をすることが嫌い、失敗することが嫌いで絶対ギャンブルなんてやらないし、やる人の方が間違いとまで思っていましたが、今は違います。
借金したり、他の人に迷惑までかけてやることは間違いだと思いますが、多少やってみてどういうものなのか知ってみるのもありなんじゃないかと思います。
完璧な人間なんていません。自分がだめなんだと思いこまず、人生山あり谷ありだということを短期間かつ実践で学ぶ方法がギャンブルだと思います。
もし自分の気持ちに変化が出るのであれば、多少損しても勉強代として価値があることだと思います。
また社会にこのような業界があることを改めて知る機会になります。スロットで好きな台がありますが、遊ぶ人に対していかに面白く思ってもらえるか工夫が良くされています。きれいな映像や音楽、レアな演出で楽しませてもらえます。
どうしてもギャンブルといった枠内に入ってしまうと、良く作られた作品に対して正当な評価を受けるチャンスが減るので残念です。パチンコ店の光り輝くホールの裏には、才能豊かな人たちの存在を感じます。
ギャンブルで良いところばかり述べましたが、確かに悪いところもあります。
私もスロットの楽しみが分かり始めた時、どうしてもスロットをしたくて車を飛ばしてパチンコ店に行ったことがあります。依存症になりやすいものであると実感しています。
また金銭感覚をしっかり持っておかないといけません。ギャンブルでお金をある程度使い慣れてしまうと、万単位で使うのが普通の感覚になってきます。
それが普段の生活でも反映されます。パチンコみたいに高額ではないからと他の場面でこれまでの金銭感覚からずれて多少高いものを購入しやすいのです。
自分の身の丈に合う遊び方で遊んでみてはいかがでしょうか?